「夏期世界史セミナー 世界史の最前線Ⅴ」を開催
2013.08.19
7月30日(火)、31日(水)の2日間にわたり、「夏期世界史セミナー 世界史の 最前線Ⅴ」(主催:本学海外事情研究所)が開催されました。
このセミナーは、世界各地域の歴史学を担当する本学教員が最新の研究成果を講義?発表する場であるとともに、高等学校等で世界史教育を担当する教員との対話を通じて世界史教育に新たな視座を示すことを目標に、高大連携事業の一環として2009年以来行われているもので、今回で五回目となります。
国内各地の高校や予備校に加え、海外からも世界史を担当する教員が集まり、2日間で延べ120名以上が参加しました。
講義終了後、本学教員と参加者との間で、質疑応答や意見交換が活発に行われました。
■ 講義プログラム
- 「中世ヨーロッパにおける普遍公会議の機能」(千葉敏之)
- 「戦間期日本における都市と農村―『生活』という視座から」(野本京子)
- 「ベトナム人兵士の目線から見たベトナム戦争―オーラル?ヒストリーの可能性を探る」(今井昭夫)
- 「アメリカ?プリマス起源の神話構築」(金井光太朗)
- 「まっすぐな国境線と地域間紛争~植民地統治にみる西アフリカの事例から~」(坂井真紀子)
- 「「テロとの戦い」を通じた「民主化」か「民主化」という名の「テロ」拡散か?:2000年以降のアラブ世界における政治変動を読み解く」(青山弘之)