女性研究者によるシーズ発表会を開催
2017.10.19
本学は、平成28年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に、東京農工大学を代表機関とする連携機関として採択され、女性研究者が活躍できる環境づくりを進めています。
2017年10月6日(金)、中野サンプラザにおいて「ダイバーシティ?セミナー&社会課題に応える女性研究者によるシーズ発表会」を開催しました。 発表会では、女性研究者の研究成果を広く企業に公開することにより、産学連携による持続可能なイノベーションを創出することを目的として行われました。
第1部の「ダイバーシティのセミナー」では、社会保険労務士の新井淳子氏を招き、「定着率向上につなげるためのワークライフバランスに向けた取り組みと平成29年度両立支援等助成金について」と題して、助成金をうまく活用しながらの積極的な働き改革について講演が行われました。
第2部の「社会課題に応える女性研究者によるシーズ発表会」では、6件の口頭発表が行われました。本学からは博士後期課程の合地幸子さんが「インドネシアにおける高齢者医療?介護サービス~生活実践レベルからの提案~」という題で発表を行いました。
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その他の発表は、次のとおりです。
■食に関するシリーズ■
- 「有用エビ類における生殖機構の解明とその基礎的知見を用いた技術開発」
国際農林水産業研究センター研究員 姜奉廷(カンボンチョン)氏
- 「茶の重要害虫チャハマキにおける共生微生物の繁殖操作機構の解明」
東京農工大学 講師 井上真紀氏
■医療?高齢化に関するシリーズ■
- 「細胞模倣による新規ミクロ材料創成」
東京農工大学 テニュアトラック特任准教授 柳澤実穂氏
- 「人によりそうロボットの実現に向けて?生体情報解析からの感情理解」
芝浦工業大学 准教授 菅谷みどり氏
- 「医療?看護?福祉?介護分野における「多言語対応情報提供システム」
Sophia Cross-lingual Health Assistant System: SoCHAS」
上智大学 教授 高岡詠子氏
詳細につきましてはこちらをご覧ください。
http://www.tamaweb.or.jp/wp3/wp-content/uploads/2017/09/seminar-brochure.pdf
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