本学学生が推進する事業が「ソーシャル?イノベーション?チャレンジ日本大会2019」の受賞者に!
2019.11.25
2019年11月22日(金)に国連大学本部(東京都)において「ソーシャル?イノベーション?チャレンジ日本大会2019」のファイナルピッチコンテストが開催され、本学学生の三原尚人さん(国際社会学部 アフリカ地域/英語4年)と所七海さん(国際社会学部 東アジア地域/中国語4年)らが推進する事業が日本大会受賞者として選ばれました。
「ソーシャル?イノベーション?チャレンジ日本大会2019」は、国連開発計画とシティ?ファウンデーションが、若者によるイノベーションと起業を支援するため、アジア太平洋地域で立ち上げたプログラム「Youth Co:Lab」の日本初のイベント「「Youth Co:Labジャパン2019」の2本柱の1つのコンテストです。ファイナルピッチコンテストでは、一次選考を通過した9チームが審査員及び参加者の前でビジネスプランやアイディアをプレゼンテーションしました。
三原さんと所さんが推進する事業は、「交わらなかった人生をCo-Livingという形でつなぐ」というタイトルで、世代や血縁を超えたホームシェアマッチングサービスを推進する事業です。この事業は、三原さん自身が独居老人の方とホームシェアを行なってきた経験から生まれています。子供の独立、配偶者の死別など、様々な理由で空き部屋を持つ家主と、経済的負担を減らしたい1人暮らしの学生をホームシェアという形で繋ぎます。暮らしを通じて世代や血縁を超えたコミュニティを作ることを目指しています。高等教育にかかる費用の増大など金銭的障壁などの課題を抱えている学生も少なくなく、ホームシェアの中で貸し手と借り手の関係性をデザインすることが本事業のユニークポイントです。
三原さんらの事業は、マレーシアで行われるYouth Co:Labアジア太平洋サミットの参加資格をかけて、UNDPとシティ?ファウンデーションによるアクセレーションプログラム(スプリングボード?プログラム)に参加します。また、コミュニティ賞(WeWork賞)も受賞し、WeWorkのオフィスを無料で利用することができるようになりました。
【感想?今後の意気込み】
- 三原尚人さん
ソフトバンクのアクセレーションプログラムから本格的に事業として推進してきましたが、今回は世界と繋がる大きなチャンスです。頑張ります。 - 所七海さん
ビジネスによる社会問題の解決というテーマに初めて挑戦して数か月、このような賞を頂くことができ大変光栄です。様々な人が垣根を取り払い、手を取り合って課題を"共に"解決していく世界を目指して、事業の実現に向け走り抜けたいと思います。