本学学生が「世界ヒンディー語の日」祝賀式典において語劇と詩の朗読を披露

2021.01.25

2021年1月13日(水)、インド大使館において、「ヴィシュワ?ヒンディー?ディワス」(世界ヒンディー語の日)祝賀式典が開催され、本学でヒンディー語を主専攻する学生が、ヒンディー語劇と詩の朗読を披露しました。

式典では、サンジャエ?クマール?ヴァルマー駐日インド大使閣下が開会の挨拶を述べ、ナレ―ンドラ?モーディー首相のメッセージを代読しました。

その後、本学学生が、シャームスンダル?パーンデーエ外国語特任准教授 作の万博体育官网appをテーマとしたヒンディー語劇『Jaan Hai To Jahaan Hai』(和訳:『命あっての世界』)を上演。また、インドの詩人ダルムヴィール?バールティーによる詩『Andha Yug』(和訳:『盲目の時代』)を朗読しました。

藤井毅教授(大学院総合国際学研究院)およびパーンデーエ准教授による現代におけるヒンディー語の重要性に関するスピーチも行われました。


学生の感想


村上梨緒さん(言語文化学部ヒンディー語2年)

大半がオンライン授業という前代未聞の状況であったにも関わらず無事に本番を終えることが出来、本当に良かったです。

今回私達は、パーンデーエ先生作の『命あっての世界』の上演と、ダルムヴィールバールティー作の『盲目の世界』の朗読を行いました。前者はコロナウイルスに対し世界中で一致団結する重要性を、後者は平和な世界を構築する重要性を伝えており、両作品とも混沌を極める昨今の社会に示唆を与える内容であったと思います。大変な経験でしたが、大使館で多くの方々からお褒めの言葉を頂いた際には、苦労が報われた気がしました。

脚本から演出まで担当して下さったパーンデーエ先生や本番まで練習を重ねた同期は勿論ですが、読解の授業で内容解釈の御指導をして下さった足立先生、平日?休日問わず係の学生と共に字幕作りを進めて下さった院生の佐藤雄太さん、自身の経験を元に助言を下さり直前の申し出であるにも関わらず快く衣装を貸して下さった先輩方、そして毎週の授業で助言及び励ましの言葉をかけてくれたオンライン受講の同期、どれか一つでも欠けていたら本番での成功はありませんでした。本当に有難うございました。


早田 仁知さん(言語文化学部 ヒンディー語2年) 

先日、インド大使館でヒンディー語専攻としてヒンディー語による劇を上演させて頂く機会がありました。私自身は舞台で演技をすることにはあまり慣れておらず、客席からだと自分が思っているように見えていなかったりすることが多々あり、舞台上で演技することは難しいことだと痛感しました。練習を重ねていくうちに舞台上でどのように振る舞えば良いかある程度の感覚がつけられたと共に、ヒンディー語の発音や自然な抑揚のつけ方なども学ぶことができ、自分にとってもかなり良い経験になったと感じます。練習から本番まで協力してくれた仲間と先生、そしてインド大使館の皆様にこの場をお借りして感謝します。


上杉 健登さん(言語文化学部 ヒンディー語2年)

今回私はインド大使館にて劇を披露する機会に恵まれました。私の役柄は全編に亘り科白があり、覚える事には勿論ですが演じる事についても大変苦心しました。私は元々感情の起伏が乏しく劇中での、怒ったり驚いたりする場面の演技に納得できずに悩んでいました。しかし仲間たちや客員教授のパーンデーエ先生に何度もアドバイスをいただく事で少しずつ役に入り込むことができる様になっていき、本番が終わった後にはそれまでで一番の納得感を得る事ができました。演劇の練習だけでなく、これまでの2年間ヒンディー語の学習に打ち込んでよかったと思えた瞬間です。支えて下さった仲間達や先生方にこの場を借りて感謝させて頂きます。

(写真提供:駐日インド大使館)
(注:写真撮影の際は一時的にマスクを外しましたが、撮影後にすぐ着用しました)

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