SUN年次総会出席、ヴェネツィア大学表敬訪問

2018.09.14

2018年8月29日(水)~31日(金)にヴェネツィア大学(イタリア)において、本学が加盟するシルクロード大学ネットワーク(SUN: The Silk-road Universities Network)の第4回年次総会が開催され、立石学長、小田原琳准教授が出席しました。
SUNは、シルクロード(陸路および水路)上に位置する国の大学を中心に、古代シルクロード精神(異なる文化を尊重し、つながり、公正な交易を推進する精神)をよりどころとして2015年に形成されたネットワークで、現在30カ国78機関が加盟しています。
総会では小田原准教授が立石学長の代理で「日本のグローバル化を牽引する東京外国語大学」と題して、東京外国語大学の人材育成について講演をしました。

またSUN総会では、Silkroadia(異なる文化を尊重し、つながり、公正な交易を推進する精神)に基づき、学生や研究者の交流の一環として行われているWRICOS(ライティングコンテスト)も開催されました。本年で第3回となるWRICOSには昨年度に引き続き丹羽泉教授が審査委員として参加し、本年度は本学教員?学生13名が受賞作品の日本語翻訳に参加しました。

なお立石学長と小田原准教授は、ヴェネツィア大学にて同時開催されたQS SUMMITへも出席し、立石学長が「人間社会の多様性?多元性を肯定し続けるということ」と題して、現代グローバル社会の抱えるさまざまな課題の解決のため東京外国語大学の取り組みについて講演をしました。
QS(Quacquarelli Symonds社)は世界の大学ランキングを公表している機関で、年に数回分野別にさまざまな都市でサミットを開催しています。今回は「Embracing Innovation for Constructive Global Engagement(建設的な国際関係のための改革推進)」というテーマで人文系のサミットが開催されました。

立石学長と小田原准教授はSUN総会およびQS SUMMITに先立って、ヴェネツィア大学を表敬訪問しました。ミケーレ?ブリエージヴェネツィア大学長、スザンナ?レガッツォーニ教授(ラテン?アメリカ専門)、ボナベントゥーラ?ルペルティ教授 (アジア?北アフリカ学科日本語主任)らと懇談し、ヴェネツィア大学と本学との交流を深めました。

8月28日(火)には、同じくヴェネツィアにて「TUFSグローバル?コミュニティ会合」も開催されました。会合には立石学長、小田原准教授、東京外語会イタリア支部より現地で活躍する卒業生2名とヴェネツィア大学ボナベントゥーラ?ルペルティ教授が参加し、様々な情報交換が行われ、有意義な会となりました。

SUN年次総会での小田原准教授の講演の様子
左端:小田原琳准教授
QS SUMMITでの立石学長の講演の様子
立石学長とミケーレ?ブリエージヴェネツィア大学長
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