バスクを記録した映画『アマ?ルール 大地の人?バスク』を上映

2018.12.21

2018年12月15日(土)、アゴラ?グローバルのプロメテウス?ホールにおいて、TUFS Cinema上映会を開催し、バスクを記録した映画『アマ?ルール 大地の人?バスク』を上映しました。
この映画は、姫田忠義氏と民族文化映像研究所が、フランスのコレージュ?ド?フランスのジャック?ルフィエ教授との共同作業の成果として、1981年に完成させたドキュメンタリー映画です。
羊飼いの移牧生活にスポットを当てつつ、バスク社会の基礎単位である「エチェ(家)」と「エチェコ?アンドレア(家の女=主婦)」の存在や、祝祭や歳事の様子などバスク伝統文化の諸相を、淡々と、しかし暖かい眼差しでもって描出した秀作です。
本編上映後に、姫田大氏(洗足学園音楽大学 非常勤講師)、姫田蘭氏(民族文化映像研究所 理事)、本学の萩尾生教授による講演?トークセッションが行われました。姫田忠義氏のこと、当時のこと、バスクに関することなど、幅広いお話がありました。姫田大氏と姫田蘭氏は、姫田忠義氏のご子息です。
今回の上映作品は、学内外から多くの方が来場し鑑賞しました。はるばるバスクから取材に来たテレビ局もありました。来場者からは、「バスクの文化に感動し、興味を持った」「これから民族(俗)文化の視点をもって、各地を巡りたい」「これからも世界中のすぐれた映画をどんどん上映してほしい」などの感想が寄せられました。

左:萩尾教授、中央:姫田大氏、右:姫田蘭氏
学内外から多くの方が来場されました
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