受験生向けブログ VOICE 2024年度
- 東京外大1年生の一日! 2024.10.29
- 東京外大2年生の1日 2024.10.9
- 東京外大の授業を紹介!?モンゴル大好き!国際社会学部生編? 2024.9.28
- 東京外大の授業を紹介!~言語オタク外大生編~ 2024.9.27
- 東京外大の授業を紹介!~1年生春学期編~ 2024.9.10
- 2学期を迎える高校生の皆さんへ 2024.8.28
- 受験生必見!夏のオープンキャンパス開催 2024.7.1
- 東京外大の推薦入試ってどんな感じ? -学校推薦型選抜体験記- 2024.6.11
- フランス?グルノーブルで過ごした1ヶ月 2024.5.14
東京外大1年生の一日!
2024.10.29
?Hola! みなさん、こんにちは!
国際社会学部1年スペイン語専攻のはっぴです。
秋の訪れとともに、大学全体で外語祭の準備が始まっています。
実は私は入学前に外語祭に来た経験がなく、初めての外語祭ということでとてもわくわくしています。
前回に引き続き、「東京外大生の一日」をテーマにブログを書いていきます。
- 7:00 起床
私は、一人暮らしで東京外大から徒歩5分ほどのところに住んでいるため、朝の時間帯は比較的余裕があります。
朝は、身支度や皿洗いなどの簡単な家事、そして節約もかねてお昼のお弁当を手作りしています。 - 7:50 家を出発、大学の学食へ100円朝食を食べに行く
朝は8:00から営業している100円朝食を食べに大学の学生食堂へ向かいます。
数量限定の100円朝食は、本学の学生なら誰でも食べることができます。
100円朝食をきっかけに留学生や学年の違う人たちと友達になることもでき、良い交流の場となっています。
一人暮らしだとどうしても一人で食べる機会が多くなってしまうので、朝食を誰かと話しながら食べることができて幸せです。
何より安くてボリューム満点で美味しい点が魅力です。
100円朝食のおかげで、寝坊せず授業にも余裕をもって登校できています。
↑ある日の100円朝食の写真です。
-
9:00 図書館で勉強
1限がある場合は、早めに朝食を食べて8:30から授業に参加します。
1限がない場合は、ゆっくり朝食を食べて友達との雑談を楽しみます。(この時間が大好きです笑)
そのあと、授業の課題や予習を図書館で行います。
図書館に来ると「勉強しよう!」という気持ちになるので、集中して勉強できています。
-
授業
私が秋学期に履修している授業を紹介します。
必修の専攻言語の授業や英語の授業も多いですが、本学では言語を学ぶ以外にも多様な学問の講義が開講されています。
例えば、オンライン形式の授業で他大学の先生の授業を受けることも可能です。
さらに英語開講の授業では「英語で」学問を学ぶことができます。
このように、履修次第で興味がある学問分野についていくらでも勉強することができます。
また、授業とは別に外部の方を招いた講演会や様々なプログラムの体験報告会などが多く行われていて、自ら積極的に興味のある情報を得て、挑戦できる環境が整っていると強く感じます。 -
部活
私は、週に2日スペイン舞踊部でフラメンコを踊る練習をしています。
本学に入学する前からフラメンコには元々興味があって、「東京外大に合格したら、フラメンコをやってみたい!」と思っていたので、その思いを実現できてとても嬉しいです。
部活を通して、様々な人と知り合うことができた点もよかったと思っています。
東京外大には、他の大学にはないような面白い部活やサークルがたくさんあります。
ぜひ調べて、自分だったらこれをやりたいな、と想像して受験勉強のモチベーションにしてください!- 部活?サークル等一覧はこちら
- 部活?サークル等一覧はこちら
-
帰宅
部活がある日は家で自炊をして、夜ご飯を食べます。
多めに作って、数日分の作り置きにすることも多いです。
時々、友達を呼んで一緒にご飯を作って食べることもあります。
部活がない日は、ほぼバイトに行っています。
授業に、部活に、バイトにと大学生活は忙しいですが、何事も自分がやりたいことを選択しているため毎日が楽しいです。
以上が私の一日の過ごし方でした。
週末は、バイトに行ったり、友達と遊んだり、本を読んだり、課題をしたりして気ままに過ごしています。
また東京外大で上映されるTUFS Cinemaを観に行くこともあります。
TUFS Cinemaでは様々な国の映画を観ることができるのに加えて、映画鑑賞後には大学の先生による映画解説がついていて、その国の文化なども知ることができるので面白いです。
他にも大学が企画しているイベントに参加することあり、毎日が本当に充実しています。
- TUFS Cinemaの詳細はこちら
秋になって肌寒くなると受験が近づいているように感じますよね。
模試を受ける機会も多くなっているのではないでしょうか。
ただ模試は模試、本番までいくらでも伸びる余地はあるので東京外大での生活に思いを馳せつつ、定期的に息抜きをしながら受験勉強を頑張ってください!
私も受験期にこのブログを読んで、本学での生活を想像することで勉強のモチベーションを保っていたので、皆さんの参考になれば嬉しいです。
それではまた! Hasta luego.
東京外大2年生の1日
2024.10.9
大家好!(みなさん、こんにちは!)
やっと秋の風が吹いてきて、秋模様になりましたね!
国際社会学部中国語専攻2年のやっちゃんです。
今月は「東京外大生の一日」をテーマにブログを書いていきます。
突然ですが、皆さんは「大学生の一日」と聞くと、どんなことをイメージするでしょうか?
高校生よりも時間がある、アルバイトとうまく両立しながら授業を受けている、などでしょうか。
今回は私の春学期(4月から7月)の金曜日を参考にしながら、実際のところどうなのか、お話していきますね!
-
6:30 起床
東京外大は1限が8:30から始まります。
1限がある日は6:00に、そうではない日は6:30と決めて起床しています。 -
7:20 家を出発、アルバイト先へ向かう
金曜日は3限からのスタートです。
午前中は暇になるので、その時間を使ってアルバイトをしていました。
私の場合、このように午後から授業の日は、朝にアルバイトをしています。
朝の時間帯にアルバイトを入れると、1週間の起床時間を一定の時間帯に固定できるので生活リズムを崩すことはありません! -
11:00過ぎ アルバイト先出発
アルバイトが終わったらすぐに大学へ向かいます!
私のアルバイト先はお弁当を売っているお店なので、朝バイトがある日はまかないを貰ってそれをお昼ごはんにしています。 -
12:40~ 3限授業開始
金曜3限は「在日朝鮮人の歴史」という授業を履修していました。
「東京外国語大学といえば言語の授業が多い」というイメージが強いあまり、忘れがちなのですが、自分の専攻地域の文化や歴史について学ぶ必修授業もあります。
私の場合、東アジアが専攻地域なので、中国大陸もしくは朝鮮半島についての授業から選ぶことができます。
私は中国に関する授業を1年生のうちに一通り履修し終えてしまったため、2年生の春は朝鮮半島に目を向けてみました。
この授業では19世紀半ばから現代にかけて、在日朝鮮人がどのような境遇に置かれてきたのか、そしてそれに対して在日朝鮮人がどのように対応したのか、などについて学び、在日朝鮮人に関連するテーマの奥深さを痛感しました。 -
14:20~ 4限授業開始
90分の3限の授業を終えて、10分間の休憩の後には4限が始まります。
私が春に受けていたのは「アフリカ地域とフィールドワーク」です。
9月上旬のブログでも紹介されているように、この授業は教養科目の一環で、学年?学部?専攻言語を問わず履修することができます。
中国との関係が強いアフリカではどんな状況にあるのか、という思いから履修を決めました! -
16:00~ 5限授業開始
さあ1週間最後の授業はGLIP(グローバル人材育成プログラム;Global Linkage Initiative Program)と呼ばれる英語の授業です。
午前中はアルバイトを、そして午後は授業を2つ受けた後なので、この5限の時間はかなりクタクタでしたが最後までしっかり頑張りました!
東京外大に入ると、専攻言語の勉強で忙しくなって英語の勉強ができなくなってしまうのではないかと心配する方もいると思うのですが、実際のところそんなことはありません!
本学では、GLIPのように英語「を」学ぶ授業もありますし、英語「で」学ぶ授業も開講されています。
そのため、専攻言語を勉強しながら英語を勉強することができます。
本学HP上にGLIP及び英語による科目についての紹介がされているので、ぜひ一度ご覧ください!
GLIP及び英語による科目についての詳細はこちら
以上が私の1日の過ごし方でした。
東京外大生の1日の過ごし方について、皆さんの参考になれば幸いです。
寒暖差が大きくなっているので、体には気を付けてお過ごしください。
それではまた!下次见!
東京外大の授業を紹介!?モンゴル大好き!国際社会学部生編?
2024.9.28
Сайн байцгаана уу?(みなさんこんにちは!)
国際社会学部モンゴル語専攻2年のまゆです。
9月に入って学校も始まり、中高生のみなさんは忙しくも充実した日々を送っているのではないでしょうか。
私は暑さが苦手なので、家の中でゆっくり過ごしたり、大好きな岩盤浴へ行ったりして過ごしています。
(東京外大では10月から秋学期が始まるので、今はまだ夏休みを満喫しています!)
さて、今月のブログは東京外大での授業をテーマとし、「1年生春学期編」と「言語オタク外大生編」をお送りしてきました。
今回は第3弾ということで、私の専攻言語であるモンゴル語の授業と国際社会学部の授業の2つに焦点を当ててお話ししたいと思います!
モンゴル語専攻や国際社会学部に少しでも興味のある方の参考になればと思います。
ぜひ、最後までご覧ください。
※なお、今回紹介するものはあくまでも一例です。
詳細な教育内容や授業の紹介については、大学HPやシラバスをご確認ください。
- モンゴル語の授業
私の専攻しているモンゴル語の授業には講読、聴解、会話、モンゴル縦文字の4種類が存在します。
まず、講読では先生が選んでくださった中?高難易度のニュース記事や教科書の切り抜きを日本語に訳し、その過程で細かいニュアンスの理解や文法事項の学習を行っています。
わからない単語だらけで、辞書を引いてもなかなか理解できないものもあるのですが、これから専門的な領域に入り、モンゴル語で書かれた文献を読むにあたって欠かせない練習になっていると思います!
聴解の授業では、TOMFLと呼ばれるモンゴル語の試験の過去問や先生が作ってくださったリスニング問題を解いています。
ネイティブの方が話すモンゴル語を聞ける数少ない機会の一つです。
実際、短期留学でモンゴルへ行った際、周りの人々が話すモンゴル語を聞き取れるようになっていたのが嬉しかったことを覚えています。
会話の授業は教科書に沿って進められます。
先生が日本語話者ではないため、基本的に意思疎通はモンゴル語と英語でとっています。
モンゴル語専攻は少人数なこともあり、発言をしたりプレゼンテーションを行ったりする機会がとても多いです。
なかなか自分の伝えたいことを言語化することができず、もどかしさを感じることもあるのですが、それ以上に学びが多い授業となっています。
私のお気に入りの授業の1つでもあります!
モンゴル縦文字の授業は2年生から始まります。
現在モンゴル国で広く使用されているのはキリル文字なのですが、モンゴルは伝統的に縦文字という独自の文字を使用してきました。
この授業では縦文字の書き方、ルール、文の組み立て方などを1から学ぶことができます。
こちらもモンゴルを知る上で欠かせない授業です。 - 国際社会学部の授業
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、国際社会学部では3年次からゼミ活動が始まります。
ゼミには「地域社会研究コース」、「現代世界論コース」、「国際関係コース」の3種類があり、したがって授業もそれらの枠組みに沿って展開されています。
私は地域社会研究コースに進むため、それらの授業を重点的に履修していました。
なかでも1年次に履修した「地域社会とSDGs」はとても興味深かったです。
この授業はリレー講義方式で、様々な地域を専門としていらっしゃる先生方が各々の担当地域ならではの問題をSDGsの視点から解説してくださるものでした。
学期末にはグループ発表の機会も設けられ、異なる地域を専攻する方々と共に一つの問題について議論し、プレゼンテーションを行いました。
非常に学びの多い授業だったと思います!
そのほかにも国際関係コースの「国際政治学基礎」という授業も履修していました。
外部講師の方を招き、歴史と絡めつつ国際政治への理解を深めるという内容のものでした。
様々な時事問題を国際政治の視点から解説する時間もあり、世界各国で起こっていることに目を向ける良い機会にもなりました!
いかがでしたでしょうか?
東京外国語大学ではこのように専攻言語を深く学習できると同時に専攻地域に縛られない学びも追求することができます。
このことが今回のブログを通して皆さんに伝わっていれば幸いです!
とはいえ、専攻言語の学習は東京外大生活の大部分を占めることになるかと思います。
したがって本学を志望されている方は、ぜひ受験までの残り時間を使って「自分がどの言語を学習したいのか」ということをもう一度深く考えてみてくださいね!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次のブログでお会いしましょう!
Энэ х?ртэл уншсанд баярлалаа! Дараа уулзацгая! (ここまで読んでくれてありがとう!皆さんまたお会いしましょう!)
(8月にモンゴルへ短期留学した際に撮った写真です。左は首都ウランバートルの街並みです。大自然のイメージが強いモンゴルですが、首都はとても発展しています。右は田舎へ行った際に出会ったヤクの群れです。おっとりしていて、近づいて写真を撮ることができました!)
東京外大の授業を紹介!~言語オタク外大生編~
2024.9.27
Bonjour! Vous allez bien?(こんにちは!お元気ですか?)
TUFSアンバサダー言語文化学部フランス語専攻2年のももかです。
もうすぐ9月も終わろうとしていますね…。東京外大は10月から秋学期が始まります。
最近は秋学期の履修(大学の時間割)について考えたり、11月の外語祭に向けて語劇の練習をしたりと、私はすでに秋学期が楽しみです…!
そこで今回は、前回のブログに引き続き、(自称)言語オタクである私のおすすめの授業を紹介していきたいと思います。
特に言語文化学部が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※なお、今回紹介するものはあくまでも一例です。
詳細な教育内容や授業の紹介については、大学HPやシラバスをご確認ください。
-
おもしろいぞ言語学?世界言語編
いきなり授業名にインパクトがありますが、その名の通り、言語学の面白さを体感できる、私イチオシの授業です!
言語文化学部の1年生の多くは、この授業を履修している印象があります。
世界中の言語、例えば、ドイツ語やロシア語、ベトナム語…など(比較的)なじみのある言語から、「えっ、そんな言語あるの?」と言いたくなるような、マイナー言語まで、世界中の言語を1年間の授業を通して先生が解説してくれます。
これは月曜1限(!)開講ということもあり、私が東京外大に入学して初めて受けた授業なのですが、先生のパワフルさと言語学への熱い思いに感動しました。
また、それと同時に「これぞ、東京外大!」と思わせてくれた授業でもあります。
ちなみに、こちらの授業は2年生から履修可能な「日本方言編」もあります。
同じ「日本」という国でも、地域によって方言の特徴は様々で、日本語の新たな一面を知ることができます! -
Beginning Phonetics
えっ、今度は英語…?
そう、なんと英語で授業が行われる「音声学入門」の授業です!
私は大学に入学する前から言語学に興味があったのですが、その中でもことばの「音声」に着目した「音声学」の授業も以前から受講してみたいと思っていました。
ただ、英語開講ということもあり、「周りの外大生のペースについていけるかな…」と、不安に思う面もありましたが、今では履修してよかったと心から思っています。
私は大学院に進学して言語学(特にフランス語)を研究したいと考えていますが、日本語ではなく英語で専門的な分野を学べたことは大変価値のあることでした。 -
現代ギリシャ語
こちらは教養科目の中でも、世界中のマイナー言語を学ぶことができる「世界言語科目」の一つです。
ギリシャ語と聞くと「古代」を思い浮かべる方が多いと思いますが、現代でもギリシャ語は話されています。
私がこの授業を受講した理由は、英語やフランス語で使われているローマ字とは違う、「ギリシャ文字」に憧れがあったからです。
授業では会話がメインでしたが、担当の先生が近現代のギリシャ史専門だったということもあり、言葉を学んでいくうちに「ギリシャ」という国や社会、「ギリシャ人」のナショナリティー?アイデンティティにも興味を持つようになりました。
「言語を学ぶことは文化を学ぶこと」だとよく聞きますが、まさにそれを体感できた授業だったと思います。
いかがだったでしょうか?
かなりクセの強いチョイスだったかもしれませんが、世界中の言語に触れられるのは東京外大の最大の魅力の一つだと思います!
また、授業を履修するにあたり、「ちょっと興味はあるけど、自分にはレベルが高いかな…」と思った授業でも、チャレンジしてみることを強くお勧めします。
自分が「学びたい」と思ったことは、もし大変だったとしても、そこで努力したという事実が、のちに何らかの良い結果として現れると私は信じています。
では、また次のブログでお会いしましょう。
Au revoir!(それでは、また!)
東京外大の授業を紹介!~1年生春学期編~
2024.9.10
?Hola! ?Cómo estás?(こんにちは!お元気ですか?)
言語文化学部スペイン語専攻1年のあやなです。
私は現在、ショートビジット(ショービジ)でカナダに短期留学をしているところです!
さて、今月のブログは「東京外大の授業」がテーマです。
入学して初めての春学期を終え、特に私の印象に残った授業をいくつか紹介したいと思います。
「東京外大の授業にはどんなものがあるんだろう?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください!
※なお、今回紹介するものはあくまでも一例です。
詳細な教育内容や授業の紹介については、大学HPやシラバスをご確認ください。
- 専攻言語の「会話」の授業
私が専攻しているスペイン語の授業では、週に2回会話の授業があります。
ネイティブの先生方によって行われるこの授業は、説明もすべてスペイン語です。
最初は戸惑うことも多かったのですが、徐々に話せるようになる表現が増え、成長を実感しています。
この授業は約15人という少人数で行われるため、クラス内の距離感もぐっと縮まります! - 「世界の言語:27言語リレー講義」
この授業は主に言語文化学部の「導入科目」として1年生を対象に開かれており、東京外大の主専攻として学べる27の言語に週替わりで触れることができます。
今まで自分にとってあまり馴染みのなかった言語を多く知ることで視野が広がりました。
初めて学ぶ言語にも、今学んでいる言語や学習したことのある言語との共通性を見出すことができ、言語の奥深さを感じます。
言語は「単にその地域で話されているもの」ではなく「文化や歴史と切り離すことができない重要な存在」であることにも気づける、発見の多い授業です! - 「アフリカ地域とフィールドワーク」
東京外国語大学で学べるのは、語学や言語に関するものだけ? ――いいえ、そんなことはありません!
学年?学部?専攻言語を問わず履修できる「教養科目」では各々の興味や関心に応じて自由に授業を選択することができます。
私がこの授業を履修したのは、今まで深く学んだり触れたりした経験がほとんどなかったアフリカについて学ぶことで自らの視野を広げたいと思ったことがきっかけでした。
実際に授業では、農業?経済?観光?音楽などの切り口からメディアなどのフィルターを通さない「ありのままのアフリカ」の姿を知ることができました。
自ら現地にすぐ赴くことはできないとしても、「何が起きているのか」「どんな生活が営まれているのか」を学ぶことの大切さを体感しました。
いかがでしたか?少しでも東京外大の授業の面白さが伝わっていれば嬉しいです。
秋学期以降も、学びの楽しさをたくさん感じられる授業に出会うことができたらと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
?Adiós! ?Hasta la próxima! (さようなら!また今度!)
2学期を迎える高校生の皆さんへ
2024.8.28
大家好!八月就要结束了,最近怎么样?(みなさん、こんにちは!8月も終わりに差し掛かっていますが、いかがお過ごしでしょうか?)
国際社会学部中国語専攻2年のやっちゃんです。
ただいま短期留学制度のひとつであるショートビジット(通称:ショービジ)中で、今回は北京からお届けします。
さて、今日のブログは夏休み後の過ごし方についてです。
この時期、2学期をどう過ごすべきなのか迷っている方は学年問わず多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は私が高校生の時、どのようにして2学期を過ごしたのかについてお話します!
まず高1?高2生の皆さん!
2学期に最低限やるべきことは、授業の予習?復習と課題にしっかりと取り組むことです。
私の高校は9月の終わりから10月の頭にかけて文化祭や体育祭があり、高1?高2のときは部活動で結構な時間を過ごした記憶があります。
しかも兼部をしていたため、忙しさは2倍(笑)ですが、授業の復習や予習は欠かさないよう心がけていました。
私は学校のことは学校で済ませるということを意識していたので、今振り返ると、勉強の時間をうまく確保できていたように思います。
ポイントは部活動と勉強のバランスをいかに保つか、です。
そして苦手科目があるのであれば、それを克服することに越したことはありません。
ご存知の通り、東京外国語大学の一般選抜の個別学力検査は外国語(英語)の配点が高いですから、英語は特に基礎が崩れないように、さらにはスキルアップを目指すのもいいかもしれません。
私は毎日朝ごはんを食べながらラジオ講座の英語を聞いてリスニングの力を伸ばしていました。
また国語が苦手科目だったので、授業で扱った文章の要約を部活のない日に書いて担当の先生に添削していただき、苦手を克服しようとしていました!
またもし時間に余裕があれば、勉強以外にも目を向けていただきたいです。
おすすめは大学選びのための自分探しです。
私は各大学が中高生向けに一般公開している講演会に参加し、自分は将来何をしたいのかについて探求しました。
そのおかげで自分は国際的なこと、特に政治的な世界情勢に興味があるということに気づくことができました。
勉強以外のことに目を向けてみるのも、将来につながるのでおすすめです!
続いて、受験生の皆さん!
夏休みを終えた後は、とにかく過去問です!と言いたいところですが、過去問だけとも言い切れません。
東京外国語大学の一般選抜では、個別学力検査の前に共通テストがあります。
私が受験したときは他の国公立大学に比べ、共通テストの比率はかなり高く、周りの友達よりも共通テストの対策に時間を費やした覚えがあります。
一般選抜の配点は共通テストと個別学力検査の合計となるため、本学の個別学力検査の外国語(英語)が難しい分、共通テストは高得点を目指すのにうってつけの得点源となりますし、共通テストの点数が良ければ共通テスト利用として私大で活用できます。
そのため過去問だけにとらわれず、共通テストの対策をお忘れなく!
私の共通テスト対策は、基礎がしっかりしているかを学校の授業を通して確認することでした。
古文単語でわからないものはないか、数学で抜けている公式はないか、世界史の既習範囲で流れが説明できないところはないか、理科基礎でプロセスが理解できていないところはないかなどがその例です。
共通テストの英語は、東京外国語大学の個別学力検査と比べると易しいと個人的に感じたので、英語だけは夏休みに一度解いた過去問を参考に英作文の練習をしたり、隙間時間に難関単語を見直したり、リスニングで耳を慣らしたり、塾の課題を解いたりしていました。
時間があれば私大の過去問を取り出して英語長文を解いたこともあったように思います。
私の専攻地域である中国にはこんなフレーズがあります。
“学然后知不足,教然后之困”(?礼記?より)
この意味は「学んでやっと自分の知識不足を知り、教えてやっと自分の弱点を知る」という意味です。
勉強することはもちろん、友達や家族に教えることも一つの効果的な勉強方法です!
例えば友達と休憩しながら世界史の話になったとき、流れを説明してみるといいかもしれません。
記述問題にも対応できるので、ぜひ試してみてください!
いかがでしたでしょうか?少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
私も9月の頭に専攻言語の検定試験があるので、一緒に頑張りましょう!
(左は万里の長城、右は世界史で有名な円明園です!中国では《不到长城非好汉(万里の長城に行かなければ人ではない)》という言葉があるほど万里の長城は訪れるべき場所の一つとされています。 ※「非好汉」は「男ではない」と訳すのが一般的ですが、誰であっても「絶対に行くべき所だ」というニュアンスを出すべく、今回は「人ではない」と訳しました。)
预计九月也非常热,请注意你的健康!下次见!(9月も熱いことが予想されていますから、健康に気を付けてくださいね!次回お会いしましょう!)
受験生必見!夏のオープンキャンパス開催
2024.7.1
Xin chào m?i ng??i!(みなさん、こんにちは!)
言語文化学部ベトナム語専攻2年のゆずです。
7月になり、夏休みが近づいてきましたね。
「夏休みもしっかり勉強しなくてはいけないけれど、なんだかやる気が出ないな......」
「大学受験までは時間があるけど、自分の進路についてそろそろ考えたい!」
と思っている読者の皆さま!
今年の夏は、東京外大のオープンキャンパスに参加してみませんか?
今年は、7月28日(日)に府中キャンパスで「来場型オープンキャンパス」が開催されます。
大学説明動画や学部長による学部説明など、大学の概要について知ることができる企画のほか、東京外大の先生方による模擬授業もあります。
実際に授業を受講してみることで、東京外大での学びに関するイメージが掴みやすくなることでしょう。
さらに、在学生と交流できることもオープンキャンパスの魅力の1つです。
専攻言語?専攻地域相談会では、それぞれの言語?地域を専攻とする学生に学生生活についての話を聞くことができます。
また、受験相談もできる学生相談会もありますので、東京外大での学生生活や大学入試の体験談など、疑問や不安があればぜひ在学生に積極的に質問してみてくださいね!
また、「ミニ模擬授業」などのイベントが開催される相談会場もあるので、ぜひ詳細をイベントパンフレットでチェックしてみてください。
ちなみに、私の在籍しているベトナム語専攻の有志も「ベトナム舞踊」を披露する予定です。
そして、私たちTUFSアンバサダーもいくつかの企画に関わっています。
「TUFS Connect!(たふこね!)」では、グループ対抗のゲームを行いながらアンバサダーと交流することができます。
東京外大について、また世界の言語や文化について、少し詳しくなれるイベントになっていますので、ご予約したうえでぜひご参加ください。
また、アンバサダーが作成したバーチャルキャンパスツアー動画を見て、キャンパス巡りをする企画もあります。
チェックポイントを巡り、キーワードを集められた方にはプレゼントもありますので、楽しみにしていてください!
この来場型オープンキャンパスのほか、8月1日(木)には「オンラインオープンキャンパス」、外語祭最終日の11月24日(日)には「ミニオープンキャンパス」も開催されます。
皆さまのご予定に合わせて、ぜひこちらのイベントにもご参加ください。
今回ご紹介したオープンキャンパスについて、詳細は本学HPに記載があります。
事前予約が必須となっている企画もありますので、ぜひアクセスして最新情報をご確認ください。
- オープンキャンパス詳細はこちら
私も受験生のとき、東京外大のオープンキャンパスに参加しました。
当時、私は受験勉強へのモチベーションが保てていなかったのですが、この大学での学生生活を想像しながらキャンパスを巡り、「絶対にこの大学に入りたい!」という気持ちになれたことを覚えています。
TUFSアンバサダー一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております!
H?n g?p l?i! (またお会いしましょう!)
(大学の「研究講義棟」1階から撮影した写真です。天井が高く、とても開放感のある場所になっています。オープンキャンパスで来場された際には、ぜひチェックしてみてください!)
東京外大の推薦入試ってどんな感じ? -学校推薦型選抜体験記-
2024.6.11
Selamat siang!(こんにちは!)
TUFSアンバサダー言語文化学部インドネシア語専攻1年のちあです。
気づけば2024年も半分が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、学校推薦型選抜を経て東京外国語大学に入学した、私の受験体験記をお話しします。
私が学校推薦型選抜を受験した理由は、中学校や高校で取り組んだ課外活動や大学で学びたいことを先生方に直接アピールできるからです。
私が出願した際には、出願書類の1つに「活動報告書」があり、語学に関する取り組み、部活動、生徒会活動、ボランティア活動、総合的学習、その他の活動の6つの項目について言及することができました。高校在学中に各項目1つ以上の活動に取り組んでいたため、3年間で積み重ねてきた実績や身につけた力をアピールできたのは、学校推薦型選抜の大きなメリットであったと感じています。
ちなみに、「推薦入試は早めに合格が出るのもメリットである」と耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。受験校決定から合格をいただくまでの私のスケジュールはこのような感じでした。
高校3年
6月 | 東京外国語大学を受験することを決める →志望理由書の組み立て方のワークブックを使用し、自己分析を行う(?8月頃) |
10月 | 志望理由書と活動報告書を書き始める |
11月 | 出願 第1次選考合否発表(書類選考) 面接練習、小論文対策(要約の練習、過去問を解く) |
12月 | 第2次選考(面接?小論文) 第2次選考合否発表 |
ここまで私の受験の経験をもとに学校推薦型選抜についてお話ししてきました。
受験校にかかわらず推薦入試の準備は一朝一夕でできるものではありません。学校推薦型選抜での受験を考えている方は、先を見据えた受験スケジュールをたて、早めに課外活動や評定の維持に取り組むことが重要です!
また、インターネット上にも東京外国語大学の学校推薦型選抜の体験記はそう多くは載っていません。そんな時は、オープンキャンパスなどのイベントに参加し東京外大生と話をしてみるとヒントを得られるかもしれません。
なお、2024年度のオープンキャンパスは以下の日程で開催予定です。先生方、そして私たち東京外大生とお話できる貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください!
【来場型オープンキャンパス】
7月28日(日) 府中キャンパス
【オンラインオープンキャンパス】
8月1日(木) zoom
【ミニオープンキャンパス】
11月24日(日) 府中キャンパス(外語祭と同時開催)
- 詳細はこちらから
東京外国語大学でみなさんのことをお待ちしています!
※2024年度入試時点での情報ですので、最新の情報はホームページ等からご確認ください。
フランス?グルノーブルで過ごした1ヶ月
2024.5.14
Bonjour à tous!(皆さん、こんにちは!)
TUFSアンバサダー言語文化学部フランス語専攻2年のももかです。
新学期が始まり1ヶ月以上が経ちましたね。
私は今年の3月、フランスのグルノーブルという地域へショートビジットに行ってきました。
この記事ではそこでの体験や、私が感じたことをお伝えしたいと思います!
私はグルノーブル?アルプ大学で1ヶ月間、フランス語の授業を受けていました。
授業はもちろんすべてフランス語で、私のクラスでは教室に入るとフランス語しか話してはいけないという決まりがあり、さらには辞書を使うことも禁止(!)されていました。
意味が分からない単語があったときは、先生が画像やジェスチャーを交えながら易しいフランス語で説明してくれました。
クラスメイトは国籍も年齢も様々で、フランス語を共通言語としてコミュニケーションを図れたことは、とても貴重な体験でした。
(知らない単語が多かったので、授業では復習が欠かせません。毎授業後に単語の意味をまとめてノートを作っていました。)
グルノーブルはフランスの南東部に位置しており、周りを山で囲まれていることもあり、自然が豊かで美しい街です。
学校にはガイドさんが常駐していて、週末や放課後にはグルノーブルの様々な場所を案内してもらいました。
(山の頂上からは、グルノーブルの街を一望できます。)
(Grotte de Chorancheという洞窟です。水の鮮やかな青色がとても美しかったです。)
私は寮ではなくホームステイを選び、アパルトマン(日本でいうところのマンション)でホストマザーのマダムとチュニジア人の留学生と一緒に生活していました。
二人ともとても温かい方で、会話や食事を通じてフランスとチュニジアの文化を実際に体感することができました。
マダムは毎週末、友人を自宅に招待して夕食を振る舞っていました。
たくさんのフランス人の方のお話しを聞いたり、日本についてフランス語で話したりすることは、難しいながらもとても楽しかったです。
(滞在最後の日にマダムが作ってくれた、アルザス地方の郷土料理?シュークルートです。フランス料理はシンプルながらも美味しいものばかりです。)
(デザートも用意してくれました!こちらは、洋ナシのコンポートとバニラアイスにチョコレートがかかったミニパフェです。)
このフランスでのショートビジットは、私にとって初めての海外?初めてのフランスでした。
自分の長年の夢であったフランス渡航の夢が叶い、毎日体験することの全てが新鮮に感じられた1ヶ月でした。
これを読んでくださった中高生の皆さんが、少しでもフランス語?フランス文化に興味を持ってくださったら嬉しいです。
? bient?t! (それでは、また!)