日時 | 2018年12月6日(木) |
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場所 | 東京外国語大学 研究講義棟317教室 |
講師 | レイモン?ルンブエナモ (キンシャサ大学/教授、熱帯林?土地管理に関わるUNESCO地域大学院大学(ERAIFT)/教授、世界銀行/資源管理専門家、元WWF地域局長) |
テーマ | Inter-basin water transfer: From the Congo basin to Lake Chad: Challenges and opportunities |
要約 |
本セミナーでは、気候変動の影響を受けて縮小を続けるチャド湖の消滅を防ぐため、コンゴ盆地を流れるコンゴ川流域の水を移転するというWater transfer構想について、その妥当性を検討しました。コンゴ盆地から水を移転することに賛同する国は多い一方、コンゴ盆地の生態系への影響やチャド湖の拡大実現にかかる期間などの点において課題が多いことが示されました。質疑応答では、自然環境に関するものから政治に関するものまで幅広い質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。 |