多言語オペラ『女船客 ?The Passenger?』 DVD上映会
日時
2019年11月6日(水)14:00-18:00
場所
東京外国語大学 事務管理棟 2階 大会議室
オペラについて
物語:アウシュヴィッツ強制収容所でナチス親衛隊として看守を務めていたリーザ。戦後15年経て外交官夫人としてブラジルへ渡る客船で、かつて自分が監督していた囚人マルタによく似た女性を見かける。はたして本当にマルタなのか、人違いか。リーザは激しく動揺する…。
原作:ポーランドの作家ゾフィア?ポスムィシ『女船客』(1962)──邦訳は『パサジェルカ<女船客>』佐藤清郎訳(恒文社、1990)
音楽:ポーランド出身ソ連の作曲家モイセイ(ミェチスワフ)?ワインベルクによる作曲(1968)
ポーランドのアンジェイ?ムンク監督により1964年映画化されています(『パサジェルカ』)。
今回のオペラは、英語字幕で上映しますが、セリフ(歌詞)自体は、4割がドイツ語、4割がロシア語、残りがイディッシュ語、ポーランド語、フランス語、英語という「多言語オペラ」になっています。
上映前に 西成彦 立命館大学教授による解説があります。
ロシア語専攻?ポーランド専攻の学生はぜひ観に来てください(もちろんその他の学生?教職員の皆さまも大歓迎!)。
主催
総合文化研究所「文化の多様性」プロジェクト
共催
科研費(B) 「ロシア?ウクライナ?ベラルーシの交錯──東スラヴ文化圏の領域横断的研究」(代表:沼野恭子、18H00676)
備考
一般公開?入場無料?予約不要
お問合せ
nukyoko[at]tufs.ac.jp ([at]を@にかえて送信してください)