TUFS Cinema 台湾文化センター 台湾映画上映会2024『少年と少女』

東京外国語大学TUFS Cinemaは、映画を通じ、世界の諸地域における社会?歴史?文化の理解を深めることを目的として行われています。日本では台湾ニューシネマが再注目されると同時に多様な表現で発展を続ける新しい台湾映画にも関心が高まっています。本上映会では、台北駐日経済文化代表処?台湾文化センターとの共催で最新の台湾映画を上映し、台湾社会と台湾映画のいまを紹介します。

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開催情報

日時  2024年 7月 21日(日)13:30開映(13:00開場、17:00終了予定 )

会場  東京外国語大学 アゴラ?グローバル プロメテウス?ホール

プログラム

  • 映画『少年と少女』本編上映 13:30-15:50

  • 上映後トークとQ&A     16:00-17:00
    シュウ?リーダ(監督)
    三澤真美恵(日本大学文理学部教授)

  • 司会 倉田明子(東京外国語大学准教授)

その他 入場無料、定員500名、一般公開

共 催 東京外国語大学TUFS Cinema
    台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
    Cinema Drifters
    大福

協 力 東京外国語大学多言語多文化共生センター

事前登録フォーム

事前登録制での開催となります。

登録フォーム
https://sanda.tufs.ac.jp/event/tc240721form/

※ フォーム登録後に登録メールアドレスに受付完了メールが届きます。当日、入口にて受付完了メールをご提示いただきますので、ご準備くださいますようお願い申し上げます(スマホ画面で問題ありません)。

※ 事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、会場入口で参加登録をしていただきますので、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。

作品紹介

『少年と少女』

監督?脚本  許立達

攝   影  陳克勤

音   楽  盧律銘

製   作  嘉揚電影有限公司

出   演  胡語恆 尹茜蕾 管罄 李銘忠 姚淳耀 張懷秋 ほか

2023年/台湾/140分/中国語/日本語字幕/原題 少男少女 A Boy and A Girl



あらすじ

寂れた海辺の小さな町で、無気力な14歳の少年は傷心の少女と出会う。少女とフットボールのコーチとの秘密の関係を知り、この町から出たくてたまらなかった少年は、少女にコーチから金をせしめる計画を持ちかける。だがこの素朴な計画は失敗した。それでも、ひとたび心にわいたこの地を離れたいという願望は、もはや消すことはできない。すべてから逃げ出すために、ふたりはある方法で金を稼ぐことを思いつき、大人たちの酷い世界に踏み込んでいく…。



本作について

初監督作品『背景』(2011)以来、青少年の教育や家庭の再構築などの問題に焦点を当ててきた、許立達監督の初の長編映画である。釜山国際映画祭2023のA Window on Asian Cinema部門入選。
本作は、14歳前後の少年少女の極めてプリミティブな欲望や感情を主題とする。人格が無秩序に形成されていく様を描きながら、家族からの自立を恐れる気持ち、男であり女である彼らが母親、父親に抱く愛着と欲望、善悪についての厳密な論理の欠如、愛や性の曖昧さや無謀さを理解する過程を表現する。台湾の周縁地域、下層社会が抱えるさまざまな問題点を描き出すが、それは日本社会にとっても全く無縁ではないかもしれない。
本作の主演ふたりは俳優の経験が全くない素人から選ばれた。胡語恆は2023年第60回金馬奨で最優秀新人俳優賞にノミネートされるなど、注目を集めている。

上映後トーク

シュウ?リーダ(許立達)  Hsu Li-Da

映画監督

1982年10月生まれ。台北芸術大学映画学科修士課程演出コース修了。女性、愛、家族、残酷な青春などをテーマに、繊細な人間模様を描くジャンル映画を作り続けている。 テレビドラマ『告別』は第52回金鐘奨の最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞した。長編デビュー作『少年と少女(原題:少男少女)』は台湾金馬奨をはじめ、釜山国際映画祭、台北電影節など多くの映画祭で上映され話題となった。




三澤真美恵  MISAWA Mamie

日本大学文理学部教授

日本大学文理学部中国語中国文化学科 教員。専門は台湾史、華語圏映画史。
慶応大学文学部卒業後、出版社勤務を経て台湾に留学。台湾大学歴史学研究所修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻単位取得退学。博士(学術)。単著に『「帝国」と「祖国」のはざま――植民地期台湾映画人の交渉と越境』(岩波書店、2010年)、『殖民地下的銀幕――台灣総督府電影政策之研究1895―1942年』(前衛出版社、2001年)、編著に『植民地期台湾の映画――発見されたプロパガンダ?フィルムの研究』(東京大学出版会、出版協力:国立台湾歴史博物館、2017年)ほか。

保育所のご案内

TUFS Cinema上映の間、2022年9月に東京外国語大学国際交流会館前に開園しました「PAL国際保育園@東京外大」にて一時保育のご利用が可能です。
PAL国際保育園@東京外大:https://seiwagakuen.ed.jp/pal/

一時保育をご希望の方は、以下のウェブページからお申し込みください。
一時保育申込:https://hirogariclub.studio.site/ichijihoiku

※事前に簡単な書類の提出とお子様の様子をお伝えいただく園児面談(オンライン可)がございます。

保育所の利用可能時間は月~土の7:00-19:00までです。
19:00以降に終了する上映会や、日曜に開催する上映会につきましては、
保育所をご利用いただけませんので、予めご了承ください。

【お問い合わせ先】
PAL国際保育園@東京外大
月~土 7:00~18:30
電話番号:042-306-9955
mail:paltufs[at]seiwagakuen.ed.jp([at] を @ に変えて送信してください)
担当:杉田

会場のご案内

◆〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ  西武多摩川線「多磨」 駅下車  徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)

◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車

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お問合せ先

月~金 9:00 ~ 12:00、13:00 ~ 17:00
祝日?一斉休業期間(夏季?冬季一斉休業など)を除く

東京外国語大学 広報?社会連携課 TUFS Cinema 事務局

TEL: 042-330-5441 
Email: tufscinema[at]tufs.ac.jp([at] を @ に変えて送信してください)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

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X(Twitter): @tufscinema

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