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2011年9月 月次レポート(山﨑美保 インドネシア)

ITP-AA 派遣報告書(9月)
派遣先:ジョグジャカルタ
報告者:山﨑美保

 今月は、ジャカルタにある国立博物館とソノブドヨ博物館で刻文の調査を行った。国立博物館では7月に調査できなかった刻文を見せていただいた。今回の調査で国立博物館に所蔵されている9-10世紀初頭(800-929)の刻文は、すべて確認できた。ソノブドヨ博物館では手続きに手間取ったが、同館に所蔵されている調査対象である刻文を見ることができた。
 今回の派遣中に所蔵が確認できた9-10世紀初頭の刻文は「刻文リスト」の通りである。
 また、今月はインドネシアでの調査の最終月であった。調査は当初の予定通りにスムーズには進まなかったが、自身の研究に有益な資料を多く集めることが出来た。今回のインドネシアでの調査では、派遣先指導教員を含め、多くの方のご尽力を賜った。
 来月は、オランダのライデン大学での調査が始まる。オランダでは、大学や研究所の図書館での資料収集に重点を置き、調査を行いたい。また刻文が所蔵されている博物館の訪問も考えている。

 

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