2011年9月 月次レポート(佐藤 貴之 ロシア)
ITP-EUROPA月次レポート(9月)
報告者:佐藤 貴之
派遣先:ロシア国立人文大学
9月9日、成田を出発し韓国経由でモスクワに到着。大学寮での生活を開始する。
寮は大学構内にあり、基本的に外出する必要は少ないため、非常に落ち着いた環境の中、研究に集中できるといえる。また、本大学の寮はすべて二人一部屋の形をとっているが、学部生、留学生、大学院生同士で住まわせるなどの配慮を大学側がとってくれるため、生活スタイルがあわない等のトラブルもない。しかし、寮自体のキャパシティーは非常に少なく、すでにどこも満杯とのことだ。これから留学予定の学生は各自でアパートを見つけるなどしなくてはならないだろう。また、来年度、当大学に留学希望者がいれば、大学寮の手配はなるべく早めにしておくことをお勧めする。
さて、現在の状況だが、入学手続きと研究の両方を同時並行で進めている。しかし現在は、ビザの切り替え(ロシアではまず短期滞在のビザを発行し、入国後に長期ビザに切り替えるシステムをとっている)があるため、パスポートを大学に提出してしまっている。返却は来月上旬と聞いているが、パスポートがないと図書館の利用が制限されるなどの不都合がある。学生証の発行にもまだ時間がかかるため、現在は身分証がない状態にある。
現在主に通っているのは、モスクワ州ヒ