2012年11月 月次レポート(柏崎正憲 ドイツ)
東京外国語大学 短期派遣EUROPA 月次レポート(2012年11月分)
2012.12.01 柏崎正憲
概要
書籍の原稿執筆。マールブルク大学の2012/13年冬学期における講義、ゼミへの参加。日本の大学での非常勤講師および助手への応募。
成果
先月に引き続き、博士論文の改稿をさらに進めた。全体のおよそ3分の1が仕上がった。今月の改稿部分では、こちらで指導を受けているジョン?カナンクラム教授の研究をおもに参考にしながら、1970年代西ドイツでの国家の形態研究と、ニコス?プーランザスの国家理論との関連を、とくに扱った。来月の面談で、カナンクラム教授から意見を伺う予定。
研究成果ではないが、日本の大学での非常勤講師および助手(早稲田大学、東洋大学、成蹊大学)に応募した。かりに書類に通った場合、1月の帰国直後に面接試験となる。
派遣先大学(マールブルク大学?ドイツ)との連絡状況
今月は、指導教員のジョン?カナンクラム教授がカナダ?トロントに出張したため、面談は来月となった。その他、欧州統合にかんするカナンクラム教授のゼミナール、政治思想史の講義などには、継続的に出席している。また、学生の討論サークル(中東問題)にも参加している。