国際日本学

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教員インタビュー

カタジーナ?チフィエルトカ Katarzyna Cwiertka

役職/
Position
大学院国際日本学研究院 元特別招へい教授
研究分野/
Field
食文化、食品包装

【English Page】

●ご自身の研究内容について簡単にお教えください。

私が現在取り組んでいる研究は、20世紀初頭から現在に至るまでの日本の食品包装の変容についてです。これは取るに足らないテーマのように見えるかもしれませんが、実際には、食生活の変化、食品加工産業の興隆、ごみ問題といった現代生活の真ん中にあるあらゆる問題とつながっています。私はこのテーマに対し、オランダやポーランドで起きている同様のプロセスへの知見を活用し、比較文化の観点から取り組んでいます。

●東京外大では学生に対してどのような講義をされていますか。

私がTUFSで教えたコースでは、私が以前行った研究(食品を例にとり、グローバル化とナショナル?ブランディング(国家のブランド化)との関係を分析)を主に取り上げました。思うに、「和食」とは、ユネスコから無形文化遺産に認定されたこともあり、食のナショナリズムやガストロ外交といった問題を議論する上で大変有意義なツールです。そうした議論を日本の学生たちと共にできたことは、大変有意義でした。

●国際