西岡 あかね (NISHIOKA Akane)
氏名 / Name | 西岡 あかね (NISHIOKA Akane) |
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所属職名 / Affiliation | 大学院総合国際学研究院/准教授 Institute of Global Studies/Associate Professor |
電子メール / Email | a-nishioka@tufs.ac.jp |
ウェブページ / Website | |
学位 / Degree |
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研究分野(e-Rad分野) / Research Field(s) (by e-Rad) |
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研究キーワード / Research Keywords |
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学歴 / Academic Achievement
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1994年03月 岡山大学文学部文学科、独語独文専攻 卒業1994.03 Okayama University Faculty of Literature Graduated
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1996年03月 東京大学大学院人文社会系研究科独語独文専攻 修了1996.03 The University of Tokyo Completed
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2002年03月 東京大学大学院人文社会系研究科ドイツ語?ドイツ文学専攻 単位取得満期退学2002.03 The University of Tokyo Accomplished credits for doctoral program
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2004年06月 ヒルデスハイム大学大学院博士課程大学院文化科学?芸術コミュニケーション学系ドイツ語?ドイツ文学 修了
最近5年間の研究 /
Recent Research Projects (in the last five years)
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歴史的アヴァンギャルドの作品と芸術実践におけるジェンダーをめぐる言説と表象の研究
本研究の目的は、20世紀初頭のヨーロッパで興隆した、いわゆる歴史的表現主義をはじめとするドイツ語圏のアヴァンギャルドの作品や芸術実践において、どの様なジェンダー的意味や表象が生み出されているかを、その文化的、思想的、社会的文脈において分析する。更に、共同研究の形でイタリア文学、ロシア文学の研究者とも連携し、各文化圏におけるアヴァンギャルド運動の展開過程でジェンダーという問題がどの様に扱われているかを比較検討する。
所属学会 / Affiliated Academic Societies
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日本独文学会
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日本比較文学会
受賞 / Awards
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日本独文学会賞 (2008年06月)
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ドイツ語?ドイツ文学振興会奨励賞 (2006年06月)
主要研究業績 / Main Research Publications
論文 / Papers
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Der Traum von der weiblichen Solidarit?t: Expressionistinnen im Ersten Weltkrieg, Expressionismus, (15), 102-112, 2022
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表現主義の運動美学 , 日本独文学会研究叢書 , 149号, 7-12, 2022年?sthetik der Bewegung im Expressionismus(149), 7-12, 2022
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Die Entdeckung der Modernit?t: Expressionismus-Rezeption in Japan vor und nach der Erdbebenkatastrophe 1923, Jahrbuch für Internationale Germanistik, 53(2), 109-136, 2021
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歌う詩人──ヴェーデキント、クラウス、ブレヒト、ビーアマン, 総合文化研究, 21号, 86-103, 2018年
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Kultur von und für Menschen. Sakaguchi Angos Kulturtheorie, Kultur im Spiegel der Wissenschaft, 47-54, 2014年
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Absolute Rezitationskunst? Zur Debatte über die Rezitationskunst um 1900, Transkulturalit?t. Identit?ten in neuem Licht, 509-512, 2012年
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村山知義の初期戯曲における表現主義受容, 東京外国語大学論集, 81号, 229-241, 2010年
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Georg Heym in Selbstdarstellung und literarischer ?berlieferung. ?ber die Künstlerinszenierung im Frühexpressionismus, Hofmannsthal-Jahrbuch, 18巻, 197-234, 2009年
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Wirklich eine Entgrenzung zwischen Kunst und Leben? Neopathetisches Cabaret und die historischen Avantgardebewegungen, ドイツ文学, 3巻5号, 135-148, 2004年
書籍等出版物 / Books and Other Publications
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それぞれの戦い, 東京外国語大学出版会, 一般書?啓蒙書, 単訳, 2023年
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地球の音楽, 東京外国語大学出版会, 学術書, 共著, 2022年
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男性性を可視化する, 青弓社, 学術書, 分担執筆, 2020年
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世界を食べよう!東京外国語大学の世界料理, 東京外国語大学出版会, 一般書?啓蒙書, 分担執筆, 2015年
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Kulturkontakte, Transkript Verlag, 学術書, 分担執筆, 2015年
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Flucht und Rettung, Metropol, 学術書, 分担執筆, 2011年
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?bersetzung – Transformation. Umformungsprozesse in/von Texten, Medien, Kulturen, K?nigshausen & Neumann, 学術書, 分担執筆, 2010年
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?sthetik Religion S?kularisierung II, Wilhelm Fink, 学術書, 分担執筆, 2009年
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Die Suche nach dem wirklichen Menschen. Zur Dekonstruktion des neuzeitlichen Subjekts in der Dichtung Georg Heyms, K?nigshausen & Neumann, 学術書, 単著, 2006年
MISC / MISC
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女性が書く女性の文学史, 総合文化研究, 東京外国語大学総合文化研究所, 書評論文,書評,文献紹介等, 単著, 2024年
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アヴァンギャルド研究と女性文学, クァドランテ, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要), 単著, 2022年Women’s Literature in the Context of Avant-garde Studies , Quadrante, Rapid communication, short report, research note, etc. (bulletin of university, research institution), Single Author, 2022
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講演会「私の女性史」, 総合文化研究, 東京外国語大学総合文化研究所, 会議報告等, 単著, 2022年
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映画上映会&ワークショップ 性の境界線を越えて: マグヌス?ヒルシュフェルトとアヴァンギャルド, 総合文化研究, 東京外国語大学総合文化研究所, 会議報告等, 単著, 2021年
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関西学院大学 田村和彦教授 講演会「 閉ざされた身体/流れ出す身体──モデルネの身体表象(ボディ?イメージ)をめぐって」, 総合文化研究, 東京外国語大学総合文化研究所, 会議報告等, 単著, 2020年Solid Body / Fluid Body: About Various Body Images in the Modern Age, Meeting report, Single Author, 2020
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ヒラリア?ゴスマン氏(トリーア大学)講演会 「3?11 フクシマー日本のテレビドラマと映画における表象」, 総合文化研究, 東京外国語大学総合文化研究所, 会議報告等, 単著, 2019年3.11 Fukushima in Japanease Cinema and TV Movies, Meeting report, Single Author, 2019
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アヴァンギャルドとジェンダー, 総合文化研究 , 東京外国語大学総合文化研究所 , 会議報告等, 共著, 2019年Avantgarde and Gender Problems, Meeting report, Multiple Authorship , 2019
講演?口頭発表等 / Presentations
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女性が芸術家になること ―フランスとドイツの女性作家が私たちに伝える希望と苦悩, トランスギャルド叢書『ここにあることの輝き』『それぞれの戦い』刊行記念トークイベント, 国内会議, 東京外国語大学出版会, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 紀伊國屋書店新宿本店アカデミック? ラウンジ, 2023年
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女性作家が書く女性芸術家の肖像―フランスとドイツ, 連続市民講座「世界を学ぶ、世界を生きる」, 国内会議, 東京外国語大学?読売新聞立川支局, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 東京外国語大学, 2023年
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村山知義とニディ?インペコーフェン, ダンス?スコーレ特別講座シンポジウム「ダンスと人形」, 国内会議, 口頭発表(一般), 愛知芸術文化センター , 2023年
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村山知義が描いたドイツ, シンポジウム「吼えろアジア 東アジアのプロレタリア文学?芸術とその文化移転1920-30年代」, 国際会議, 口頭発表(一般), 立命館大学, 2022年
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表現主義の運動美学, シンポジウム『アヴァンギャルドの運動表象』, 国際会議, 日本独文学会, 口頭発表(一般), 日本独文学会春季研究発表会(オンライン開催), 2021年
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ドイツのプロレタリア文学におけるモダニズムの受容と継承, モダニズム研究会キックオフミーティング, 国内会議, モダニズム研究会, 口頭発表(一般), 立命館大学, 2020年
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映画『他の人とは違って』解説, 映画上映会&ワークショップ「性の境界線を超えて:マグヌス?ヒルシュフェルトとアヴァンギャルド」, 国内会議, 科研研究(基盤B)「歴史的アヴァンギャルドの作品と芸術実践におけるジェンダーをめぐる言説と表象の研究」, 口頭発表(一般), 東京外国語大学総合文化研究所, 2020年
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女性の運動としてのアヴァンギャルド, 日本比較文学会第81回全国大会, 国内会議, 日本比較文学会, 口頭発表(一般), 北海道大学, 2019年
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アヴァンギャルド神話と女性のエクリチュール, アヴァンギャルドとジェンダー, 国内会議, 東京外国語大学総合文化研究所, 口頭発表(一般), 東京外国語大学, 2018年
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第一次世界大戦の技術体験と「新しい人間」像の変容, シンポジウム「臨界のメディアとアヴァンギャルドの知覚」, 国内会議, 東京外国語大学 総合文化研究所, 口頭発表(一般), 東京外国語大学, 2016年
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シンポジウム 第一次世界大戦後と日本モダニティの変容, 日本比較文学会第52回東京大会, 国内会議, 日本比較文学会東京支部, 口頭発表(一般), 二松学舎大学, 2014年
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ドイツ語圏におけるアヴァンギャルドの概念と理論, 総合文化研究所共催ワークショップ「アヴァンギャルドの諸相1」, 国内会議, 東京外国語大学 総合文化研究所, 口頭発表(一般), 東京外国語大学, 2014年
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Proletkult in Deutschland und Japan, 文化の可読性とその境界:文化接触モデル, 国際会議, 学習院大学, 口頭発表(一般), 学習院大学, 2013年
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Jüdisches Exil aus der japanischen Perspektive, Exil in Ostasien, 国内会議, ドイツ文化センター、学習院大学「東アジアにおける亡命」研究グループ, 口頭発表(一般), ドイツ文化センター、学習院大学, 2010年
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表現主義のヴァリエテ批評における劇的なるものの再定義, 秋季研究発表会, 国際会議, 日本独文学会, 口頭発表(一般), 福岡大学, 2006年
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Neopathetisches Cabaret: Rezeption und Innovation einer Kleinkunstform im Expressionismus, 第46回ドイツ文化ゼミナール, 国内会議, 日本独文学会, 口頭発表(一般), 蓼科アートランドホテル, 2004年
共同研究実施実績 / Joint Research activities
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全体主義体制下における演劇?映像を中心としたマスカルチャーとメディアの総合的研究, 国内共同研究, 早稲田大学演劇博物館, 2010年-2011年
過去10年間に取得した科学研究費補助金?その他の競争的研究費 /
Research Grants Awarded (in the last 10 years)
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科学研究費 基盤研究(B) 歴史的アヴァンギャルドの作品と芸術実践におけるジェンダーをめぐる言説と表象の研究(2019年度-2020年度)Scientific research fund Grant-in-Aid for Scientific Research(B) Avant-Garde and Gender Problems(2019-2020)
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科学研究費 基盤研究(C) 20世紀ドイツ文学におけるスターリニズムの伝統の研究(2014年度-2017年度)Scientific research fund Grant-in-Aid for Scientific Research(C) Stalinism in the German literature of the 20th century(2014-2017)
Last updated on 2024/4/17