2022年4月1日に、10年以上にわたって継続した人間文化研究機構(NIHU)による東京外国語大学拠点南アジア研究センター(FINDAS)の研究成果を引き継ぎ、それを活用し、また一層発展させていくために、東京外国語大学南アジア研究センター(South Asia Studies Center)が設置されました。これまでは、「文学」や「情動」を中心的なキーワードに据えて研究?教育活動を行ってきましたが、今後は、国内外の研究機関や協定校等との関係を深め、これまでは手薄だった社会科学的分野や文理融合分野での研究も推進して行く予定です。
また、本センターでは、これまでの研究活動に加え、日本国内に居住する南アジアにルーツがある人びととの多文化共生をキーワードとして、さまざまなグループとの関係を積極的に構築し、必要な情報発信を行っていきます。
以下の目的のために、現地調査を実施する。
東京外国語大学に既存する制度を通じて海外の研究者を招聘し、共同研究を推進する。また、海外の研究機関との研究交流を推進するとともに、大学執行部と連携しながら大学間交流協定の締結を進める。