日時:2022年5月24日(火)18:00?19:30
Zoomウェビナーでのオンライン開催(一般公開?参加費無料)
参加ご希望の方は、5月23日(月)17:00(日本時間)までにこちらのフォームよりお申し込みください。
講師:平田栄一朗(慶應義塾大学文学部教授)
演劇学?ドイツ演劇研究。1997年慶應義塾大学文学研究科博士課程満期退学後、1998年から2000年までベルリン?フンボルト大学に在籍。博士(文学)。慶應義塾大学准教授を経て2012年より現職。主な著訳書:『ドラマトゥルク』(三元社)、『在と不在のパラドックス――日欧の現代演劇論』(三元社)、『文化を問い直す――舞台芸術の視座から』(共編著、彩流社)、『Theater in Japan』(共編著、Theater der Zeit社)、『ニーチェ三部作』(翻訳、論創社)、『バルコニーの情景』(翻訳、論創社)、『パフォーマンスの美学』(共訳書、論創社)、『ポストドラマ演劇』(共訳書、同学社)。
内容:
多様な人々が自分らしく生きられる多文化共生社会の発展のために、私たちは異なる他者を理解するだけでなく、理解しようとする私自身のあり方を振り返ることも必要です。私たちはときに「多元文化」の名の下に多様なものを画一的に捉えたり、「異文化」と言いながら自分の視点からみて許容される相違しか受け入れようとしないことがありますが、このような姿勢だけでは真に多様な共生社会を発展させることは難しいでしょう。異なる存在に対する自分の見方を多角度から省みるのに有効なのが観劇です。本講座では、異質さや多様さを受け入れるとはどういうものであるかについて考えさせる舞台作品を取り上げて、演劇が共生社会のために寄与する意義について語ります。
主催:東京外国語大学 言語文化学部
共催:東京外国語大学 総合文化研究所
問い合わせ先:アシスタント 横山綾香 yokoyama.ayaka.o0[at]tufs.ac.jp ([at]を@にかえて送信してください)
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