VOLAS特別講座「誰もが豊かに暮らせる社会を目指して」を行いました
VOLASでは、社会連携マネジメント?オフィスと共催で、NGO/NPOの関係者等をゲスト講師としてお招きし、2020年9月に今年度4回目となる特別講座《VOLASpecial》を実施しました。
今回もコロナウイルス感染対策のためにオンラインでの開催となりました。
第4回 9月16日(水) 16:00~17:30 参加者 14名
テーマ:
誰もが豊かに暮らせる社会を目指して ~障がい者支援の現状〈ぱれっと〉の取り組み~
ゲスト:
特定非営利活動法人 ぱれっと の皆さま
前半は〈ぱれっと〉の活動について話していただきました。〈ぱれっと〉は1983年から現在に至るまで渋谷区を中心に障がい者支援を行っており、「遊ぶ」「働く」「暮らす」「国を超える」活動の場を提供しています。どのような課題に直面したか、どのように活動の幅を広げていったかを分かりやすく説明していただきました。
後半は〈ぱれっと〉の皆さまのご経験から福祉分野で働くこと、福祉のボーダレスについて、これからのボランティアに望むこと等、興味深い話題が多く出ました。
「障がいの有無ではなく個人を見てほしい」「ボランティア自身が楽しむことが何より大切」「本当の豊かさは福祉制度のその先にある」といったお話もあり、多文化交流についても考える良い機会となりました。
参加者のコメントシートより
- 障がいのある方と共生していくために私たちにできることは何かを考えることができました。
- 障がいのある人との接し方は、普通で当たり前でいいということを改めて理解できました。
- ダイバーシティ&インクルージョンの概念には非常に共感し、今後は自分から積極的に障がいのある方々と交流したいと思いました。
- 私は将来、多言語多文化交流のお手伝いをしたいと考えていましたが、障がいの「ある」「なし」も「多文化」のひとつだと思いました。