アナキズムを読む〈自由〉を生きるためのブックガイド
- 刊行
- 著者等
- 田中ひかる(編)真島一郎、友常勉(分担執筆)
- 出版社
- 皓星社
内容の紹介
格差、分断、差別、そして不自由を強いられる日常のなかで、私たちはどう生き、将来をどう思い描いたらいいのか。「支配がない状態」をつくりだすアナーキーな思考と実践を手がかりに、みんなが生きやすい社会を構想し、自分らしい生き方を探る〝希望と解放?の読書案内!
(出版社HPより)
執筆者のコメント
真島一郎(大学院総合国際学研究院/教授)
「アナキズムは、多くの人びとが思っているような、とびぬけた発想から生み出された未来を描く理論などではない。アナキズムは私たちの生活の中にある生き生きとした力であり、常に創造され続ける新しい状況なのである」(エマ?ゴールドマン)。
アナキズムへの関心は、かつての政治的な運動や理念の枠をこえて、近年かつてない広がりをみせています。本書は、アナーキーな社会的思考の過去と現在を知るための必読書全55点を精選した、じつに贅沢で分かりやすい入門書です。