【活動報告】VOLASpecial 「ロヒンギャ問題の今」を開催しました
VOLASでは、社会連携マネジメント?オフィスと共催でゲスト講師をお招きし、2023年12月1日に特別講座《VOLASpecial》を実施しました。
第6回 12月1日(金) 16:00~17:30
テーマ:ロヒンギャ問題の今
ゲスト:中坪 央暁さん NPO法人 難民を助ける会〔AAR Japan〕
NPO法人 難民を助ける会〔AAR Japan〕の中坪央暁さんをお迎えし、世界で最も迫害された少数民族と呼ばれるロヒンギャ難民の現状と支援活動についてご講演いただきました。
解決の糸口が見つからないロヒンギャ問題は半ば忘れられつつあるが、「21世紀に自分とは関係がない『遠い国の出来事』など存在しない」「危機にある人々を助けられるのは,同じ時代に生きる私たちしかいない」という強いメッセージでご講演を締めくくられました。今回のご講演は参加者にとって難民問題の難しさや難民支援の現状を知る貴重な機会になりました。
参加者のコメントシートより
-
人道支援は道徳の心やかわいそうという気持ちからではなく、やるのが当たり前、というマインドであることに驚きました。私にとって世界はとても広いものですが、世界を飛び回っていらっしゃる中坪さんからすると世界は思っているよりも意外と小さくて、すべてつながっている、というのは目から鱗の新たな観点でした。
-
ロヒンギャ難民について知るのは初めてだったのでとても勉強になる講義でした。世界にはまだ救いたくても救えていない存在がたくさんいることを改めて知りました。彼らがいつか母国に帰れることを祈って、私も何か行動したいと思いました。
-
難しい問題について、噛み砕かれた丁寧な説明をありがとうございました。質問にも分かりやすく答えていただいて、難民の人権問題により一層の興味と勉強のモチベーションが湧きました。
-
授業や文献でロヒンギャについて学ぶことは多くありましたが、現場の状況を知る人からお話を聴けたことは大変有意義でした。