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架橋する学び~TP-Bridgeプログラム ソウルスタディツアー報告

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2025年7月22日(火)から7月25日(金)の4日間、大学の世界展開力強化事業(米国等)TP-Bridgeプログラムの一環として、韓国ソウルスタディツアーを実施しました。

TP-Bridgeプログラムは、太平洋を『架橋』するブリッジ?パーソンを養成を目的とし、日本?米国?フィリピンの学生が協働して国際理解を深める取り組みです。今回のスタディツアーでは、個人旅行では訪れる機会の少ない日韓関係に関する博物館の見学、ソウル大学教員による講義を受講、韓国の学生と交流を通じて、文化を肌で感じながら学びを深めました。

本スタディツアーは、プログラムコーディネーター及びスタッフが引率し、プログラム連携校からの留学生4名と、プログラム連携校へ留学する日本人学生8名の計12名が参加しました。学生たちは、ソウルの人気エリア?江南にあるホテルに滞在し、留学生と日本人学生でツインルームをシェアする形で滞在しました。

Day 1|到着?文化施設の訪問

ソウル到着後、「戦争と女性の人権博物館」を見学し、博物館職員との質疑応答を行いました。その後、南山韓屋村を訪問し、Nソウルタワー(南山タワー)を見学してホテルにチェックインしました。

左:戦争と女性の人権博物館にて、右:南山韓屋村にて

Day 2|ソウル大学での交流

午前中は、ソウル大学のボランティア学生によるキャンパスツアーに参加しました。ソウル大学内の学食で昼食を取った後、ソウル大学英語英文学科のYe Sul Oh先生による講義を受講し、参加したソウル大学の学生と意見交換を通じて交流を深めました。

左:ソウル大学にて、右:英語英文学科のYe Sul Oh先生による講義を受講 

Day 3|歴史理解の深化

午前中は、ソウル大学日本研究所のKi-Jeong Nam先生による講義を受け、日韓の歴史についての知見を深めました。昼食は、前日とは異なる学食で取り、午後は植民地歴史博物館を英語ガイドツアーで見学。質疑応答を通じて、日韓関係への理解をさらに深めました。

左:日本研究所のKi-Jeong Nam先生による講義を受講、右:植民地歴史博物館を見学

Day 4|帰国準備

ホテルチェックアウト後、集合時間までの自由時間には買い物などを楽しみ、帰国の途につきました。

帰国。参加者で記念撮影。

参加した学生からは、「授業ではあまり触れられない日韓関係の一面を知ることができた」といった気づきの声が多く寄せられました。今年度のスタディツアーも、参加者一人ひとりがそれぞれの立場からさまざまな学びを得る、貴重な体験となりました。

◆TP-Bridgeプログラム公式サイト
https://www.tufs.ac.jp/tp-bridge/

TP-Bridgeに関するお問い合わせ:
世界展開力強化事業(米国) TP-Bridge事務局
tenkai-bridge-coordinator[at]tufs.ac.jp([at]を@に変えて送信ください)

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