その他の刊行物

7つの都市の物語
荒このみ編集、NTT出版、2003年3月18日
1920〜30年代。第一次大戦が終わり、近代社会が著しい発展をみせるとともに、世界では様々な都市文化・大衆文化が花開いた。現代社会の基盤が形成された「戦間期」。華やかな文化と大きな変容を遂げた都市の姿を描き出すために、旅人たちは時空を越え、文化の光と陰が交錯する七つの都市へむかう。東京をスタートして、ハノイ、プラハ、ローマ、ロンドン、ブエノスアイレス、そしてニューヨークへ。旅人たちが出会った、失われゆく都市の「記憶」とは…。

四割のモダン、六割のぬかるみ ― 東京
西欧化と民族文化の創出 ― ハノイ
亡命者の交差点 ― プラハ
ファシズムの野望、建設という名の破壊 ―ローマ
ミステリー小説と大衆文化 ― ロンドン
ガルデルとボルヘスの町 ― ブエノスアイレス
ハーレム文化とプリミティヴィズム/エグゾティシズム ― ニューヨーク

翻訳百年:外国文学と日本の近代
原卓也、西永良成編集、大修館書店、2000年2月10日
文学はどのように訳されたか。各国文学の専門家たちが、自らの翻訳体験をふまえながら先人たちの訳業の意味と翻訳をとおして見えてくる日本と日本語の姿を語る。

アメリカ文学/荒このみ  ドイツ文学/谷川道子
フランス文学/西永良成  イタリア文学/河島英昭
スペイン・ラテンアメリカ文学/牛島信明
ポルトガル文学/岡村多希子  ロシア文学/原卓也
ポーランド文学/関口時正  中国文学/小林二男
韓国文学/三枝壽勝  ベトナム文学/川口健一
ペルシア文学/藤井守男  アラブ文学/奴田原睦明


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