ICS10 総合文化研究 Trans-cultural Studies vol.10
2007年3月15日発行、渡辺雅司・藤井守男責任編集
特集:〈東〉と〈西〉のディアレクティク
ユーラシア主義における〈東〉と〈西〉
渡辺雅司 6
会津八一ノート
−近代古寺巡礼の東と西−
村尾誠一 27
ニュー・プリマーとしての「ピコーラ」
−トニ・モリスンの『青い目がほしい』
荒このみ 37
トランジット・ベルリン
あるいは〈東〉と〈西〉のトポロジー
谷川道子 66
死の手紙、東へ?西へ?
−説話伝承研究の試み−
水野善文 78
第6回F・スコット・フィッツジェラルド学会をめぐって
−村上春樹とF・スコット・フィッツジェラルドの「双子」と「断絶」について考える
加藤雄二 103
インド化再考
−東南アジアとインド文明との対話−
青山亨 122
書評
『激情と神秘−ルネ・シャールの詩と思想』西永良成著
柴田勝二 147
『大審問官スターリン』 亀山郁夫著
山口裕之 150
『残照の中の巨樹−正徹』村尾誠一著
岩崎務 153
『マフフーズ・文学・イスラム−エジプト知性の閃き』八木久美子著
川口健一  156
『漱石のなかの〈帝国〉−「国民作家」と近代日本』柴田勝二著
鈴木聡 158
『アジア/日本』米谷匡史著
今福龍太 163
『ブダペスト』シコ・ブラルキ著/武田千香訳
柳原孝敦 165
『レストハウス、あるいは女はみなこうしたもの』

『汝、気にすることなかれ−シューベルトの歌曲にちなむ死の小三部作』エルフリーデ・イェリネク著/谷川道子訳

博多かおる 170
報告
サヴィーニオの詩学
ロベルト・テッロージ/住岳夫訳 177
その他
総合文化研究所所員2006年度活動報告


  • トップ画面に戻る