ICS9 総合文化研究 Trans-cultural Studies vol.9
2006年3月7日発行、関口時正責任編集
特集:〈異郷〉と〈故郷〉のディアレクティク
カトゥッルスのアンビヴァレンス
−ウェーローナとローマの間で
岩崎務 6
和歌における故郷のディアレクティク
村尾誠一 20
表象される〈半島〉
ー『行人』と朝鮮統治
柴田勝二 33
ベルリン:〈異郷/異境〉への解体
ーベンヤミンの主題による三つの変奏
山口裕之 51
124番地・身体化する〈異郷〉
ートニモリスンの『ビラヴド』
荒このみ 72
〈新しい始まり〉の解釈
ーサイードの『始まりの現象』とマイケル・ギルモアの『心臓を貫かれて』
鬼木雄二 108
ゴンブローヴィチの小説的ユマニスム、あるいは彼の『コスモス』にいかにアプローチすべきか
ラキス・プロギディス/西永良成訳 126
書評
『ドイツ現代演劇の構図』谷川道子著
柳原孝敦 144
『カーテンー7部校正の小説論』 ミラン・クンデラ著・西永良成訳
谷川道子 153
『『カンディード』ー〈戦争〉を前にした青年』 水林章著
柴田勝二 157
その他
総合文化研究所所員2005年度活動報告
トップ画面に戻る
|