ICS11 総合文化研究 Trans-cultural Studies vol.11
2008年3月21日発行、吉本秀之責任編集
特集:表象のポリティクス:他者と自己
森と草原の思想
−ユーラシア主義再考
渡辺雅司 6
認知不能の恐怖(Fear of Agnosia)
−人種記号(レイス・マーカー)とトニ・モリスンの「レシタティフ」
荒このみ 31
脱地域化するムスリム・アイデンティティ
−イギリスの「移民」ムスリムの例から−
八木久美子 61
異文化受容のポリティクス
−日本近代化のプリズムから見たドイツ演劇受容
谷川道子 76
白い想像力と精神分析のダイアレクティックス
−レズリー・F・フィードラーの『アメリカ文学における愛と死』ト二・モリソンの『プレイング・イン・ザ・ダーク:白さと想像力』における意識と無意識
加藤雄二 92
寄稿
<天皇>のいない世界
−『地の果て 至上の時』の象徴界
柴田勝二 110
報告
ルネ・シャールとレジスタンス
西永良成 128
書評
『ミカドの外交儀礼−明治天皇の時代』中山和芳著
渡邉雅司 135
『地獄の1366日−ポル・ポト政権下での真実』 岡田和子著
川口健一 138
『アラブ・イスラム世界における他者像の変遷』八木久美子著
柳原孝敦 143
『鏡の中を数える』プラープダー・ユン著/宇戸清治訳
川島郁夫 146
『歌姫あるいは闘士 ジョセフィン・ベイカー』荒このみ著
西永良成 148
『ドストエフスキー−謎とちから』亀山郁夫著
鈴木聡 151
その他
総合文化研究所所員2007年度活動報告
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